木と漆喰の家
K様とのお付き合いは、2016年1月10日に頂いたお問合せフォームから始まった。
最初のお打合せは、赤羽駅近くのファミレス。
そこには、手描きの平面図が用意されていて、ご主人の構想をお聞きしながら、この家は「良い家になる」と直感したのを思い出す。
金属瓦葺、モルタル下地の上に漆喰仕上げ、高気密高断熱仕様、杉の天井にフローリング、内装壁のほとんどは施主様による漆喰施工。
そして、何よりもおじいさまが建てた旧宅を解体した時に出てきた、地松の丸太梁を記念に使ったのが、最大の見せ場であろう。
元気なお子様達と、明るくて美しい奥様と、紳士的なご主人さまの笑顔あふれるお家です。
一見、平屋に見える外観ですが、実は二階屋です。 モスグリーンの屋根にベージュの漆喰壁が高級感を出しますね。 敷地もかなり広いですので、良いバランスになっているのでしょうか。
店舗側の玄関ホールです。 明るくていい感じでしょ。
ヒノキの腰壁を張った、店舗スペースです。 このフォルムが美しい。
お子様用の本棚を壁に埋め込み、凹凸をなくしました。
光の森の2Fホールは、お子様たちの遊び場で、ブランコとアスレチックを置くそうです。
2Fの部屋も杉と漆喰に囲まれた、温かみのある空間を演出してみました。
4帖のロフトからみる山小屋風のつくり。 ここにも丸太梁を使ってあります。
玄関ホールも吹抜けになっていて、施主様による壁のタイルがカッコイイですね。 玄関入ってすぐに、お子様が手を洗えるように手洗い場を設けました。
リビングからのオープン階段には、ヒノキの材料を使いました。 大黒柱に飯能市産の「西川材」の八寸角を立てて、家を丈夫に支えています。
パイン素材に自然塗料を塗ったスラインダーの内装建具を使用。 天井と上の壁には、杉板を張っているので、何年たっても飽きないですね。
タカラスタンダードの最高級システムバス「インペリオ」は、私も欲しい商品です。 鋳物ホーローの熱伝導が、どこを触っても冷たくない浴槽です。 更に保温性が大変良いので、追い炊きの回数が少なくなるメリットがあります。
キッチンは、タカラスタンダードの「レミュー」にホーロー製のキッチンパネルを張っているので、マグネットがどこでも着きます。 お手持ちの外付け食洗器を置くための造作棚もホーローを張りました。 天井、壁は漆喰仕上げです。
茶色の漆喰が、シンプルモダンな和室を演出してくれて、和紙を貼った天井とも相性が良いですね。 神棚の板は、施主様支給の栗材を使用。 国産のわらとイ草を使った、最高級タタミです。
フロアにバンブーフローリングを使い、オシャレなペーパーホルダーとタオルかけを付けました。 これは施主様による支給品
解放感のあるリビングダイニングで木組みを見ながら飲むコーヒーも格別かもしれません。