美しい寄棟の屋根。
屋根の形には、切妻、寄棟、方形、入母屋、腰折れ、片流れなど色々ありますが、
今回のお宅は寄棟(よせむね)屋根で施工しました。
9cmの屋根垂木を使用し、雪の重みにも十分耐え、
その間に9cmの断熱材を充填して、杉の板を貼ります。
ここまでが一回目の屋根で、さらに遮熱シートを貼り、
通気胴縁を流して、合板を貼ります。
その上に防水シートを貼り、屋根材を葺いて屋根の完成です。
一回目の屋根と二回目の屋根の間に3cmの通気層を取ることにより、
熱気を棟の方へと放出します。
タクミカルの標準工事であるこの工法は、熱を逃がすのに効果的な施工方法ですよ。