入間市 古民家修繕
明るいお日様と暖かい日が続きますね。
今日は、事務所近くの古いお家の畳の下地を修繕してきました。
築100年以上の古民家ですので、畳を上げると35cmほどの幅広い板の柾目がお目見えしてきました。
何がすごいかと言うと、幅35cmの柾目と言うことは、少なくとも直径1mほどの大木から切り出して製材した板だと考えられます。
それを畳の下地板に使っているのですから、今現在、注文して製材してもらうと1枚あたり2万円くらいするのではないでしょうか。
それから写真にある板を留めている釘が、現在一般的に使われている頭の丸い洋釘ではなく、頭の四角い和釘が使われておりました。
この釘も今ではレアな物です。
上の写真は掘りごたつですが、昔は囲炉裏がここにあったそうです。
世代が変わっても、修繕を重ね続けていけば、木造建築は何百年でも住み続けていけるのですね。
今日は楽しかったな。
新しい畳も入り、お盆に間に合って良かったです。