S様邸お引渡し
2016年2月12日(金)大安、建築吉日。
狭山市に完成したアメリカンハウス。
近くには、ジョンソン基地の名残の航空自衛隊入間基地がありることもあり、場所柄もあっている。
玄関を開けると、白のペンキ仕上げの天井と、白の珪藻土の壁の中にナラの床材と杉板のシュークローゼットがお出向いしてくれる。
施主様デザインの正面ドアをエイジング加工して仕上げております。
パントリー室を通り奥へと進むと、天板から壁までタイル仕上げのキッチンに至る。
奥様のこだわりのキッチンが食卓を明るくする光景が目に浮かぶ。
キッチンからリビングを見渡すと、パイン材をランダムに配置した独創性豊かな空間と、お父様が福島の別宅から持ってきた一枚板のカウンターが重厚感な演出が見えてくる。
照明器具のひとつひとつにもこだわりのある仕掛けが盛りだくさん。
洗面所のボウルも奥様のアイディアで、ラーチ合板でつくった棚を配置しながらタイルで遊ぶ楽しい空間である。
トイレ手洗のカウンターもお父様の持ち込み材で仕上げ、幅も通常より広めの間取りとなっている。
2階のスペースは、屋根を支える小屋組みをそのまま表して、勾配なりの天井にすることで広くみせる演出もされている。
今回の建物は、お客様によるハーフビルドもしくはセルフビルドの要素を多く取り入れた作品となった。
「自分で出来ることは自分たちで施工する」お客様参加型の家づくり。
床、ドア、壁の塗装。
壁の珪藻土塗り。
これらはお客様施工とさせていただきました。
ご家族やお友達の笑顔の中でつくられた建物は、さぞかし気分の良いものだろう。
チームタクミカルも全力で仕上げてきたかいがありました。
おめでとうございます。